お通夜の日

さて、今日はお通夜の日だった。
意外と夕方になるまで暇のようだ。
祭壇等は葬儀屋さんがしてくれるので、家の者は明日の告別式の準備等で
結局右往左往している状態。
自分は、明け方まで寝ずの番をしていたので、皆よりも遅くに起床だったが、
ある程度の時間になると、喪主の原稿をプリントアウトしてくれと依頼された…眠い。
その後、おやっさんの夏用の礼服を買いに、お店に走る。
おやっさんはいいカモのにされ、そこそこの値段の服を買わされていた。
まあ、そこそこの年齢なので、別に不都合では無いので、黙っていたが…
その後、二人でうどん屋に寄りご満悦。
おやっさんは、どうやら早朝近所の道端の草刈りをしていたようだ…
(とてもじゃないが真似できない…)
夕刻、お通夜を始める時間が来た。
昔は、近所の女の人々が仏さんの服を縫っていたが、今はすべて葬儀屋さんが用意し、
段取りを取ってくれて淡々と進む。
入棺も済み、近所の人々でお経を読み、食事を取る。
机の場が少ない為、家族は後ほど食卓で残り物を食べる。
…おにぎりが美味だった…(やはり普段の食事の方が美味い)
皆、さすがに疲れているようで、今日も殆どの人が今も寝ている。
今日も寝ずの番だ…
しかし、こんなに行う事が多いとやはり感傷的にならない…
それとも、こんなもの何だろうか…?
自分は冷たい人間の様な気がしてきた…