クロアチアの旅その5

さてこの日は、ドヴロベニク観光だ。
ここは城壁の街で、街自体が世界遺産のようなものだ。
昨日、夜の街並みは見ていたが、今日は昼間の街並みだ。
どこもかしこも、オレンジの屋根。
ものすごく太陽が似合う街だ。
この街に来たからには、城壁を散策しなくては意味がない。
有料だが、城壁の上から見る街並みは格別だ。
海は澄んでいてとても綺麗だ。
この城壁を一周するだけで軽く1時間以上掛かる。
写真を撮りまくると、さらに倍掛かるだろう。
だが、飽きさせない力がある街なのだ。
しかし、ここは戦場だったのだ。
それも20年近く前の出来事だ。
この世界遺産の中でも戦いは起き、破壊され城壁は爆撃を受けたりしていたようだ。
それを、クロアチアの人々は復興させ見事な観光地に戻したのだ。
ユーゴスラビア紛争…過去にテレビでそんな話あったな…ぐらいしか覚えていない。
城壁をある行っていると、世界遺産の中で普通に暮らしている人々がいた。
…住んでいいのかな…と、疑問をだきつつ進むと崩れかけの家も幾つか残っていた
そして、この街の向かいに山があり、ケーブルカーで登っていけるのだが、道はずれにドクロマークの看板があるところは地雷がまだ埋まっているから絶対入ってはいけないと言われた。
クロアチアの東方面位行けばまだまだ紛争の跡が残っているらしい。
色々、考えさせられる国だ。
しかし、今のこの世界遺産はとても美しい。
この美しさが維持されて行くことを祈る。
その後、バスはクロアチアの東へ向かう。
この日のホテルは超田舎だが、ここも戦場だったらしい。
…そして、恐れていた出来事…エアコンがない…
戦場でいろいろ考えさせられるとか言いつつ、エアコンがないのはキツイ…
ムシムシした中寝た。
続く