急げ!!亀!亀!

対向車の車を待っていたら、何かいる。
…石??いや、動いている…
よーく見てみると、亀だった。

どうやら移動中らしい。
夏の時期に、命知らずの亀が田から田へ移動をしている姿は見かける。
しかし、失敗し哀れな最後を遂げるモノも少なくない。
今回の亀は小柄であったが、危険な事には違いない!
どうか無事に通過出来るようにと、祈りつつ仕事場へ向かった。

帰り道…道路には何もなかった…
無事に通過出来たらしい。
名も知らぬ亀よ、今まで果ててしまった亀たちの分まで生きるがよい。